【紀元前619年〜600年】日本は神話、ギリシャは哲学!? 神武天皇ベテラン期と「万物の根源」

日本と欧州の歴史まとめ

歴史ファンの皆様、そして全世界のアイドルオタクの皆様、こんにちは。 「日本と欧州諸国の歴史」ブログへようこそ。

管理人の歴史オタクです。推しはChikitaの恵福かほちゃんです(挨拶)。

さて、20年刻みでお届けしているこのシリーズ。 今回は紀元前619年から紀元前600年までの歴史を紐解きます。

この時代、日本は神武天皇の治世が40年を超え、まさに**「レジェンド・アイドルグループの安定期」に入っています。 一方で、世界の向こう側では、巨大帝国が崩壊し、人類が初めて「神様」以外の説明で世界を理解しようとする――「哲学」**が生まれようとしていました。


【日本】 ベテラン神武天皇と「次世代エース」の育成

紀元前660年に即位された神武天皇。 この頃になると、即位からすでに40年以上が経過しています。

現代の感覚で言えば、デビュー40周年のアイドル。 もう大御所もいいところです。ドームツアーも紅白も殿堂入りして、今は後進の育成や、より深い表現(国造り)に注力されている時期でしょう。

次世代(二期生)の台頭

『日本書紀』の記述は少ないですが、この時期に確実に進んでいたこと。 それは、次世代の皇子たちの成長です。

神武天皇と皇后ヒメタタライスズヒメの間には、優秀な子供たちが育っていました。

  • 神八井耳命(かむやいみみのみこと): 後の多氏(太安万侶などを輩出する名門)の祖。
  • 神沼河耳命(かむぬなかわみみのみこと): 後の第2代・綏靖(すいぜい)天皇

神武天皇という「偉大すぎる初代センター」の後を誰が継ぐのか。 表向きは平和なこの時期も、水面下では次世代エースとしての資質を磨くレッスン(帝王学の教育)が行われていたに違いありません。 平和な時代だからこそ、次の時代へのバトンパスの準備が着々と進められていたのです。


【欧州・世界】 哲学の誕生と巨大帝国の崩壊

日本が平和な時を刻んでいる頃、世界(特に地中海〜オリエント世界)は激動の中にありました。

1. 哲学の祖、タレスの登場(ギリシャ)

この期間の終わり頃(紀元前600年前後)、ギリシャのミレトスという都市で、一人の天才が歴史の表舞台に現れます。 タレス(Thales)です。

彼はこう言いました。 「万物の根源(アルケー)は、水である」

これ、何がすごいか分かりますか? それまで世界中の人々は、「雷が落ちるのはゼウスが怒ったから」「海が荒れるのはポセイドンのせい」と、すべてを「神話(神様のせい)」で説明していました。

しかしタレスは初めて、「いや、自然現象には法則があるはずだ。論理的に考えよう」としたのです。 これを「ミュトス(神話)」から「ロゴス(理性)」への転換と言います。

人類が初めて、「神様の設定」に頼らず、「ガチの考察」を始めた瞬間です。

2. アッシリア帝国の滅亡(オリエント)

政治的にも大事件が起きています。 紀元前612年、当時世界最強だったアッシリア帝国の首都ニネヴェが陥落。 紀元前609年には完全に滅亡します。

そして、新バビロニア(ネブカドネザル2世などが有名)が台頭してきます。 『旧約聖書』にも出てくる激動の時代。 日本がまだお米を作って平和に暮らしている頃、中東では『進撃の巨人』並みの国家存亡をかけた戦いが繰り広げられていたのです。

3. イギリス(ブリテン島)の静寂

一方、私の愛するイギリスは……。 相変わらず鉄器時代の真っ只中。 ギリシャで哲学が生まれようが、オリエントで帝国が滅びようが、ブリテン島のケルト系の人々は、森と霧の中で静かに暮らしています。

ただ、大陸(フランス方面)からのケルト文化の流入は続いており、美しい装飾が施された盾や剣(バターシーの盾のような様式)が作られ始めたのもこの頃かもしれません。 彼らは文字を持たなかったため、「哲学」ではなく、ドルイドによる「口伝の知恵」を大切にしていました。


【文化コラム】 「感じる日本」と「考えるギリシャ」

この時代の対比は、現代の私たちの国民性にもつながるようで面白いです。

  • 日本: 神武天皇という「生ける神話」を中心にして、祭祀を行い、自然と共生する道を選びました。 「理屈」よりも「空気」や「和」を大切にするスタイル。 アイドルで言えば、「細かい設定やスキルよりも、その場のハッピーな空気感と笑顔でファンを幸せにする王道アイドル」です。
  • ギリシャ(タレス): 「世界は何でできているのか?」を突き詰め、理屈で解明しようとしました。 後の科学や民主主義につながるスタイル。 アイドルで言えば、「楽曲の構成やダンスの角度を理論的に分析し、完璧なパフォーマンスを目指す実力派・楽曲派アイドル」です。

どちらが良い悪いではありません。 ただ、日本はこの頃から一貫して「情緒(エモさ)」を国の根幹に置いてきたんだな、と感じます。 私が恵福かほちゃんを見て「尊い……(語彙力喪失)」となるのも、古代からの日本人のDNAのせいかもしれません。


まとめ

  • 日本(BC619-600): 神武天皇の治世・後半戦。次世代(綏靖天皇ら)が育つ静かなる充実期。
  • 欧州・世界(BC619-600):
    • ギリシャ: タレスが「万物の根源は水」と説き、哲学が始まる。
    • オリエント: 最強アッシリアが滅亡し、新バビロニアが台頭。
    • イギリス: 独自の鉄器文化を熟成中。

次回は紀元前599年〜紀元前580年。 ついにその時が来ます。 偉大なる初代・神武天皇の崩御。そして勃発する**「後継者争い(タギシミミの反逆)」**!

平和な日本古代史に、初めて「血の雨」が降るサスペンス展開。 オタクとしては心が痛みますが、歴史の真実から目を逸らすわけにはいきません。

それでは、また次の歴史でお会いしましょう!

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