【紀元前539年〜520年】バビロン陥落と「数学教」の始祖ピタゴラス! 日本は安寧天皇の「絶対的安定期」

日本と欧州の歴史まとめ

歴史ファンの皆様、そして全世界のアイドルオタクの皆様、こんにちは。 「日本と欧州諸国の歴史」ブログ、管理人の歴史オタクです。推しはChikitaの恵福かほちゃんです(恒例の挨拶)。

さて、前回は「キュロス大王」というスーパーヒーローの登場をお伝えしました。 今回はその続き、紀元前539年から紀元前520年の歴史です。

この時代、世界では「巨大な壁(バビロン)が崩れる音」が響き渡り、イタリア半島では「ドレミの基礎を作った数学者」が謎の教団を作っていました。

一方、日本は……? 「今日も平和だなあ」 第3代・安寧(あんねい)天皇による、究極の安定期が続いています。

この「世界の大激変」と「日本の日常」のギャップ。これこそ歴史の醍醐味です!


【日本】 第3代・安寧天皇の治世 ~スキャンダルゼロの「実家のような安心感」~

この期間(BC539〜BC520)、日本を治めているのは第3代・安寧(あんねい)天皇です。

前回も少し触れましたが、安寧天皇の治世は『日本書紀』などの記録に具体的な事件がほとんど残っていません(欠史八代)。 しかし、この「何も書くことがない」というのが重要なんです。

アイドルグループに例えるなら

  • 初代(神武): 伝説のデビュー、武道館(大和)制圧。
  • 2代(綏靖): 運営のゴタゴタ(反乱)を鎮めた実力派。
  • 3代(安寧): 「みんなー! 元気ー? 今日も楽しんでいってね!」

安寧天皇は、父や祖父が作った基盤の上で、ひたすらに「ファンの生活(民の暮らし)」を守り続けました。 大きな戦争もなく、飢饉の記録もない。 毎日ご飯がおいしくて、夜は安心して眠れる。 そんな「実家のような安心感」を提供し続けたのが、安寧天皇というリーダーです。

奈良県にある御陵(お墓)の静けさは、当時の日本の平和さを今に伝えているようですね。


【世界】 バビロン陥落! 伝説の「無血開城」(BC539)

日本が平和な時を刻んでいるまさにその時、中東では世界史を揺るがす大事件が起きました。 紀元前539年、難攻不落と言われた巨大都市・バビロンが陥落したのです。

攻め込んだのは、前回の主役・ペルシアのキュロス大王。 迎え撃つのは、新バビロニア王国。

まさかの「ライブ会場乱入」作戦

バビロンは、何重もの高い城壁と、ユーフラテス川の水を引き込んだ堀に守られた「絶対防御都市」でした。 しかし、キュロス大王は驚きの作戦に出ます。

「川の水位を下げて、川底を歩いて侵入しちゃおう」

ちょうどバビロンではお祭りの真っ最中で、守備兵も酔っ払っていました。 ペルシア軍は川底から堂々と侵入し、なんと「戦わずして(無血)」バビロンを制圧してしまったのです。

これにより、かつてユダヤの人々を苦しめた新バビロニアは滅亡。 キュロス大王は、捕らわれていた人々を解放し、「解放者」として歴史に名を刻みました。


【欧州】 数学の教祖・ピタゴラスと「豆禁止令」(BC530頃)

さて、舞台をヨーロッパ(南イタリア)に移しましょう。 この頃(紀元前530年頃)、ギリシャ人のピタゴラス(Pythagoras)が、イタリア半島のクロトンという街に移住し、ある「教団(サークル)」を結成しました。

学校の授業で習う「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」のあのおじさんです。 しかし、当時の彼はただの数学者ではありません。 「万物は数(かず)である」と説く、怪しい宗教団体の教祖様でした。

ピタゴラス教団の「厳しすぎる校則」

彼らは「数字」を神聖なものとして崇めていましたが、その戒律(ルール)はアイドル運営よりも厳しいものでした。

  1. 純潔を守れ(まあわかる)。
  2. 沈黙を守れ(新入りは5年間、一言も喋ってはいけない)。
  3. 豆を食べるな(!?)。

なぜ豆がダメなのか? 「豆は人間の魂を含んでいるから」「形がアレに似ているから」など諸説ありますが、とにかく「豆NG」。 一説には、ピタゴラスの最期は「敵に追われた時、目の前に豆畑があって『豆畑を突っ切るくらいなら死ぬ!』と立ち止まったところを殺された」という逸話があるほどです。 天才と変人は紙一重ですね。


【文化コラム】 「ドレミ」の起源は鍛冶屋のハンマー?

歴史と音楽を愛する私として、この時代のピタゴラスでもう一つ語りたいのが「音階(ドレミ)の発見」です。

ある日、ピタゴラスが鍛冶屋の前を通りかかると、ハンマーで鉄を叩く音が聞こえてきました。 「カーン! キーン!」 彼は気づきます。「ハンマーの重さの比率によって、音の高さが変わるぞ?」

そこから彼は、弦の長さを半分にすると1オクターブ高くなる、2/3にすると「ソ」の音になる……という「音の数学的法則」を発見しました。 これを「ピタゴラス音律」と言います。

2500年前の「音楽革命」

それまで「なんとなく心地よい音」だった音楽が、この時から「理論(数学)」になりました。 現代の私たちが聴いているポップスも、アイドルの楽曲も、元をたどれば紀元前530年頃のピタゴラスの発見に行き着くのです。

日本で安寧天皇が笛や琴の「自然の音色」を楽しんでいた頃、ヨーロッパでは「音を数式で解き明かす」試みが始まっていた。 文化のアプローチの違い、面白いですね。


まとめ

  • 日本(BC539-520):
    • 第3代・安寧天皇の治世。記録に残らないほどの平和(安定期)が続く。
  • 世界(BC539-520):
    • BC539: バビロン陥落。キュロス大王によるペルシア帝国の覇権確立。
    • BC530頃: ピタゴラスがイタリアで教団を開く。「万物は数」と説き、音階の基礎を作る。
    • BC525: ペルシア第2代カンビュセス2世がエジプトを征服

巨大帝国が動き、天才数学者が音を奏でる世界。 その片隅で、日本は静かに、しかし確実に「国としての時間」を積み重ねていました。

次回は紀元前519年〜紀元前500年。 ペルシア帝国には最強の王・ダレイオス1世が登場し、東洋ではついにあの方――孔子(こうし)が活躍を始めます! 世界史のオールスター感謝祭みたいな時代に入りますよ。

それでは、また次の歴史でお会いしましょう!

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